新日本プロレス21日の滋賀・長浜大会で、1月末で同団体を退団するオカダ・カズチカ(36)が所属選手として最後の地方大会に出場した。

 オカダは19日に1月限りで新日本を退団することを発表。2月24日札幌大会で新日本ラストマッチを迎え、その後は米国マット進出が確実視されている。この日の大会では棚橋弘至、石井智宏、本間朋晃と組んでザック・セイバーJr.、マイキー・ニコルス、シェイン・ヘイスト、藤田晃生組と対戦した。

 新日本所属選手として残り試合がわずかになったレインメーカーが登場すると、会場のファンから大きな「オカダ」コールが発生した。シェインをマネークリップで捕獲したオカダは、TMDKの合体技も切り抜けてDDTでまとめてマットに突き刺すなど好調をアピールした。

 試合は本間がザックにギブアップ負けを喫したものの、退場前には花道からきびすを返しリングサイドを一周。別れのあいさつとして手を振ると、会場は再び大歓声に包まれ、オカダは深々と頭を下げて退場した。

オカダは深々と頭を下げてから退場した
オカダは深々と頭を下げてから退場した

 バックステージでは「負けておいてあいさつするのもな…と思ったんですけど。まあ(棚橋)社長がね、あいさつしてきなさいというのなら行くしかないなと思います」と苦笑。「今日はテレビの入ってない最後の地方大会ということでね。本当に辞めるんだなという実感が湧いてきてます。このお客さんの前で戦うのも最後かもしれない、この会場も、レフェリーも、相手も、パートナーもそうだし。そういうのをすごく感じながら充実してます」と感慨深げな表情を浮かべた。

 24日後楽園大会では棚橋、石井と保持するNEVER無差別級6人タッグ王座のV8戦(挑戦者はニコルス&ヘイスト&藤田)を控えている。「ただ今やってるのはNEVERの戦いですし、しっかりベルトを持ちつつ、所属あと2試合(23、24後楽園2連戦)しかないですけど、しっかり終わって。とりあえずあと2試合、所属として頑張っていきたいと思います」と、有終の美を飾ることを誓っていた。