〝世界レベル〟を背中で伝える――。フィギュアスケート女子で世界選手権2連覇中の坂本花織(23=シスメックス)が18日、国民スポーツ大会冬季大会(27日開幕、北海道・苫小牧)の概要発表会見にオンラインで出席。「女子の世界チャンピオンってこんな感じだと示せるようにしたい」と力を込めた。

 昨年末の全日本選手権で3連覇を達成し、正月は「久しぶりにゆっくり過ごした」とリフレッシュ。現在は「世界選手権3連覇」に向けた練習を積んでおり「国スポの成績が世界選手権につながる。やるべきことをしっかりやって、スピン、ステップ、細かい部分もどういうところがダメかを発見して次につなげたい」と今大会を悲願達成につなげる構えだ。

 そんな中、国民スポーツ大会委員会委員長の山本浩氏は、世界女王の参戦効果を「一緒に競技をする他県の選手たちが、世界の頂点に立つ選手の振る舞いを間近で見ることができる。例えば、シューズのひもの結び方もみんな見ていると思う。フィギュア界の発展はもちろん、坂本選手が今大会に出ることによって得られるスポーツ界の財産というのは非常に大きい」と力説した。

 坂本自身も自覚を胸に後輩たちに「追い越すぐらいの気持ちで来てほしい。どの大会よりも(自分の演技を)間近で体感できると思うので、そこはやっぱり見てほしい」とエール。将来を期待される逸材たちにとって貴重な機会となりそうだ。