教育無償化を実現する会の前原誠司代表は15日に国会内で開いた日本維新の会との共同会見で、自民党の「政治とカネの問題」と対峙する姿勢を強調した。

 前原氏は国民民主党を離党した理由として、党運営をめぐる玉木雄一郎代表との路線の違い、政策実現のため自民党に接近することを辞さないことなどを批判していた。

「自民党を中心とする政治はダメだ。国民民主党を仲間とともに飛び出したのは自民党に代わるものを作らなければいけないから。凋落の30年のほとんどは自民党政治でした。国際競争力は低下し問題は先送り。財政赤字や競争力の低下、少子化など、日本が抱える問題を放置してきて『目の前の選挙だけをくぐり抜ければいい』という政治を行ってきた」

 維新と交わした政策協定書には自民党派閥の裏金問題を踏まえ、政治資金の透明性を高めるための政治改革の断行を記している。

「政治とカネの問題はうみを出し、新たな政治の信頼を勝ち取るためにはしっかりとした野党が必要です。維新と力を合わせて政権交代を目指す、改革を実現する勢力としてともに政権交代を目指していきたい」と前原氏は意気込みを語った。

 維新と統一会派を実現させた協議のなかで、政権交代の道筋についてどんな話が行われ、どんなビジョンを描いているのか。

 前原氏は「われわれの究極の目的というのは、国民のためになる政治を行うことに尽きると思うんです。国会議員になるために国会議員になっているんじゃなくて、この国をよくするために国会議員になっている。総理大臣になることが目的になってはいけない。何をやるために総理大臣をやるかが大事。そういうひとつひとつの課題、問題を(維新と)共有しながらお互いの信頼関係を積み重ねていきたいです」と話した。