ラグビー日本代表ヘッドコーチ(HC)に復帰したエディー・ジョーンズ氏(63)が、チームのテーマに掲げる〝超速ラグビー〟について力説した。

 15日に都内で行われた会見では、目標に掲げる2027年W杯オーストラリア大会でのベスト8入りに向けて核となるチームのプレースタイルが必要と説明した。その上で「強度を高めてスピーディーに動くこと。体の大きさを変えることは難しいが、早く動くことは世界中の誰もが可能。常に一歩前に進んでいる状態で日本代表はプレーしていきたい」と力を込めた。

 そして、従来のトレーニング方法を変化させることも予告。「オーソドックスなトレーニングのやり方ではない。スクラムから出た後の走るスピードを上げて、高い姿勢から低い姿勢になる動作が一番速いチームにならないといけない」と強調した。

 また「大谷(翔平)さんね。レンタルできたらいいナンバー8になると思う。無料でね」と超大物の獲得をぶち上げた。こちらは冗談めかしてのことだが、「成功の方法は、成功している監督からしか得られない」と他競技の指導者に教えを請う考えを明かした。

 さらに、ジョーンズHCは若手選手にラグビー漬けの環境を求めた。「私が現役の選手だったころは、練習に行くのが待ち遠しく、常にラグビーについて話をしていたかった。今の選手は、自由な時間はラグビーの話をしたくないという選手も多い。若い選手たちには、ラグビーをもっと愛してほしい。うまくなりたいという気持ちを持ってほしい」と力強く訴えた。