昨年12月29日に76歳で亡くなったキラー・カーンさん。最後の店となった居酒屋「カンちゃんの人情酒場」(西新宿7-7-24GSプラザ新宿地下1階)では1月9日から追悼営業が続けられている。
これは常連客からの要望を受けて、店主不在での特別営業。27日まで無休で、午後5時から11時までの営業。
グッズ販売も行われていて、カーンさんを偲び常連客やオールドファンで店は盛況だ。特別営業のため、予約優先、混雑時は時間制限が設けられる。27日限りで完全閉店となる。
カーンさんといえばオールドファンにとっては記憶に残るレスラーの一人だろう。大相撲・春日野部屋の力士からプロレスに転向。日本プロレスでは吉村道明の付き人を務め、引退試合では坂口征二とともに吉村の後方に控える姿が印象的だった。
日プロ崩壊前に坂口らとともに新日本プロレスに移籍。アントニオ猪木がレフェリーを務めたカール・ゴッチ杯では藤波辰巳(現・辰爾)と優勝を争った。
米国へ渡ると、その特異なキャラクターで人気を呼び、トップヒールとして活躍。この実績がカーンさんのプライドとなっていて、譲れないポリシーだった。
カーンさんの名を一躍有名にしたのは〝大巨人〟アンドレ・ザ・ジャイアントとの激闘。日本では「MS・Gシリーズ」優勝戦で激突。その後、米ニューヨーク州ロチェスターで右足を骨折させたというストーリーは、後年、カーンさんの〝気転〟で生まれたものとして認知されている。
日本では維新軍の一員としても活躍。後に、カーンさんの怒りに火をつけた長州力との大一番は今でもユーチューブで視聴可能だ。
店にはカーンさんの遺影が置かれ、焼香も可能。現在、予約可能な日時は14、15、18、21、22、25日となっている。
問い合わせは「カンちゃんの人情酒場」(予約電話03-5989-1881/090-2468-8486)まで。












