お騒がせ女子プロレスラーことウナギ・サヤカが、初の自主興行「殿はご乱心!!~一番金星~」(7日、東京・後楽園ホール)でまさかの〝トリプルヘッダー〟をやり遂げた。

 デビュー5周年を迎えたウナギが初の自主興行を実施。前売時点でチケットは完売し、2階バルコニーまで観客が押し寄せた。この日の第1試合でマーベラスのエース・彩羽匠とシングルで激突。ギリギリまで追いつめるも、あと一歩及ばず惜敗を喫した。

 第4試合ではウナギとは別人ながら、うり二つと言われる謎の覆面戦士「ダーク・ウナギ」が登場。ダーク・タイガー、ダーク・ウルフと組んで、全日本プロレス認定6人タッグ王者の諏訪魔&尾崎魔弓&雪妃魔矢に挑戦。体格差のある諏訪魔相手に健闘するも大敗し、王座獲得を逃した。

 メインでは小波と組み、鈴木みのる&田中将斗と激突。プロレス界の王と呼ばれる鈴木に臆せずエルボーを連打して小波と好連係を発揮したが、ベテラン2人に足蹴にされてしまう。それでも立ち上がったウナギは田中のスライディングDを避け、本人直伝のスライディングUで反撃に成功。さらに鈴木にフロッグダイビングボディープレスを投下し、往復ビンタで食らいつく。

 しかし、鈴木から重いビンタを食らい、意識もうろう。最後はゴッチ式パイルドライバーで3カウントを献上した。試合後、ウナギは鈴木の頬をビンタ。すると鈴木と田中から抱きしめられ、大号泣した。

 鈴木らを見送ると、花束を持った大仁田厚がリングに登場。大仁田から「おめでとうございます。いつもあなたは1人で自分をプロデュースしてここまでのし上がってきました。本当に素晴らしい」と称賛され「俺もいくらでも査定してくれていいから、2024年はウナギ対大仁田の電流爆破をやりたいと思います! よろしくお願いします」とシングルを要求された。ウナギも「大仁田厚! お前を査定してやるよ!」と言い返し、電流爆破での一騎打ちが決定的に。

 さらに驚きの展開は続く。DDTのアイアンマンヘビーメタル級のベルトを持ったウナギの相棒・ぬいぐるみのステファンを持った青木いつきがリングサイドに走り寄ってきたのだ。3日のDDT後楽園大会で黒潮TOKYOジャパンが、獲得した同王座がいつの間にかステファンの手に移動していたという。同王座は24時間365日レフェリーがいれば、誰でもどこでも挑戦できるベルト。ステファンの上にウナギが覆いかぶさると、レフェリーも登場し、3カウント奪取。ウナギが新王者に輝いた。

 数試合やり遂げたにも関わらず、サプライズ続きのウナギに大きな歓声が上がった。マイクを持ったウナギは「みなさんここまで来れました。本当にありがとうございました!」と再び大号泣。「私は1人でここまでやってきたつもりだった。でも、いつもいろんな人にレスラーにお客さんにずっと支えられてきましたなので、決めました。東京ドーム目指してやろうじゃん!」と新たな目標をぶち上げた。

 初の自主興行で大成功を収めたウナギは「私がプロレスラーとして最後の時を迎えるまで、ずっとついてきてください。最高に楽しい景色を見せてやるよ。ウナギカブキは終わらない! ありがとうございました」と絶叫し、リングを後にした。