新日本プロレス5日の墨田区総合体育館大会で、「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のEVILがNEVER無差別級王者のタマ・トンガ(41)のベルトを〝剥奪〟した。

 カードが全て当日発表となったこの日の大会で、EVILは成田蓮、高橋裕二郎、SHO、金丸義信、ディック東郷と組んでタマ、海野翔太、真壁刀義、本間朋晃、エル・デスペラード、マスター・ワトと対戦。試合は東郷が海野に沈められH.O.Tの敗北となったが、極悪軍団の真骨頂はここからだった。

 成田がプッシュアップバーを使って海野の首を絞めると、金丸はデスペラードをベルトで殴打。たまらずタマがリングインすると、EVILは背後から急所攻撃をお見舞いする。さらに手錠で両手を結ぶと、ハサミで後ろ髪を切り落とす暴挙に出た。

 前日4日東京ドーム大会で鷹木信悟からNEVERのベルトを奪取したタマは、今月限りで新日本を退団し米国に活動の拠点を求める方針を明かしていた。そんな王者のベルトを強奪してバックステージに現れたEVILは「おいタマ! お前今月で辞めるんだろ? そんなの邪魔くせえから今すぐ辞めろ。いい断髪式をやってやったんだから感謝しろよ? それからベルトのはく奪も当たり前だから分かったか。よく覚えとけ!」と理不尽発言を連発。遺恨深まる両者による王座戦は不可避となった。