新日本プロレス4日東京ドーム大会で激突するIWGP世界ヘビー級王者・SANADA(35)とG1クライマックス覇者・内藤哲也(41)が3日の前日会見で火花を散らした。

 対戦決定以降、試合会場でノーコメントを貫き続けた王者を糾弾してきた内藤は、この日の会見でも「SANADAは『しゃべれ』『しゃべれ』って言ったら逆にしゃべりたくなくなるらしい…じゃあSANADA! 今日もノーコメントで頼むよ。絶対にしゃべるなよって言えばしゃべるってことだろ。楽しみにしているよ」と挑発。その上で「人を楽しませるためには、まずは自分自身が楽しむこと。明日の東京ドーム大会、『今』というもう二度と戻らないこの瞬間をめいっぱい楽しんできたいと思います。そして東京ドームでの大合唱、明日、4年前の忘れ物を取りに行きたいと思います。カブロン」と言い切った。2020年の1月5日東京ドーム大会ではメインで勝利したものの、KENTAに襲撃され代名詞の「デ・ハ・ポン」大合唱パフォーマンスが未遂に。今年こそ勝って花道を歩いて帰ることを誓った。

 一方のSANADAは「今日はしゃべらせていただいてもよろしいでしょうか」と内藤の言葉に反応。「東京ドームのメインイベントで試合するというのは一つの目標でした。そして対戦相手の内藤哲也。もともと2005年の入門テストで落ちたのがSANADAで、その時に受かったのが内藤哲也で。そこからいろいろあったんですが、常に内藤哲也には一歩先、それ以上行かれていたかなと思っていて去年は自分はチャンピオンになったにもかかわらずMVPを内藤さんに取られて、ずっと劣等感を持っていました」と、これまで秘めていた思いを明かした。

 王者であるにも関わらず、ファンからの支持率では内藤を下回ってしまっている事実からは逃れられない。「明日の東京ドーム、メインイベントで全ての意味を込めてちゃんと勝って、その劣等感を忘れたい…っていう表現でいいのか分からないんですが、いい意味で気持ちを塗り替えたいと思ってます」と、真の意味で団体のトップに立つために必勝を誓っていた。