女子プロレス「スターダム」のSTRONG女子王者ジュリア(29)が大巨人との異次元マッチを制し、ついに〝V7の壁〟を突破した。

 29日の東京・両国国技館大会では同王座のV7戦でメーガン・ベーン(25)と対戦。162センチ、55キロのジュリアに対し、180センチ、88キロのメーガンは、まさに2024年を締めくくる〝ファイナルボス〟にふさわしい挑戦者となった。

 予想通り、序盤から苦しい展開を強いられた。規格外のパワーを誇る挑戦者に、軽々と投げ飛ばされる。ならばと低空ドロップキック、絞め技で対抗するが、ムーンサルトまで投入するメーガンに最後まで手こずった。

座ったまま平手打ちを浴びせ合うジュリア(左)とメーガン
座ったまま平手打ちを浴びせ合うジュリア(左)とメーガン

 それでも雪崩式のF5だけは回避。ランニングニーからノーザンライトボムを決めるが、3カウントを奪えない。ならばと足を決めた状態でのフロントネックロック、ボナノテで捕獲。メーガンが意識を失い、レフェリーが試合を止めた。

「あ~疲れた。今年イチ、疲れたかもしれない。強すぎ。ジュリアの1年を締めくくるにふさわしい女だった。ストロングすぎるよね。何であんな体して飛ぶんだろう。人間の体ってすげえなって。このベルトを持ってから、つくづくいろんな選手と戦って感じることが増えました」

 これまでのキャリアで巻いたベルトの中で、最多防衛回数だったのが2020年7月に戴冠したワンダー王座だった。V7戦で中野たむに敗れてしまったが、ついに鬼門を突破した。

 試合後のビジョンには、米国マットで活躍するトリッシュ・アドラが登場。次期挑戦を表明された。ジュリアは「見る限りすごいでかくて、すごい筋力で、またジュリアにとって壁が押し寄せたけど、負けねえよ。どこでもいいよ」と返答。24年も〝強さ〟の象徴を手に暴れ回る。