ボクシングのWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ(31日、東京・大田区総合体育館)の調印式が29日、都内で行われ、王者の井岡一翔(34=志成)と挑戦者の同級6位ホスベル・ペレス(28=ベネズエラ)が意気込みを語った。
相手と顔を合わせた井岡は「特に印象はない。まだやるべきことがあるので、自分自身に集中します」と意識せず。一方のペレスも「私も自分に集中している。タイトルをいただく」と静かに自信を示した。減量は両者とも残り1・5キロだという。
26日には井上尚弥(大橋)が2階級での4団体王座統一の偉業を達成。井岡が持つ日本人世界戦21勝の日本人最多記録にも並んだ。井岡は「試合は見ていない。結果はもちろん知っています」といい、「並ばれたことも気にしていない。勝利すれば、また世界戦勝利数も増える。記録に執着する気持ちはない」と意識していないことを強調した。
この日は、井岡が米国で指導を受ける名伯楽イスマエル・サラス氏も出席した。下馬評は井岡が圧倒的有利だが、サラス氏は「我々は相手を軽く見ることはない。今回の相手はハードパンチャーだし、一発で試合が決まることもある」と油断はない。9日にはサラス氏の教え子で五輪を2連覇したロベイシ・ラミレス(キューバ)が9日に番狂わせでWBO世界フェザー級王座を失ったばかりだが、「私はいつもポジティブ。勝ちもあれば負けもある。これもボクシングだ」と前向きだった。
井岡は笑って2023年を締められるか。











