「第3回東京スポーツオカルト大賞」が勝手に制定され、先日、選考会が行われた。オカルト評論家の山口敏太郎審査委員長のもと、UMA研究家・中沢健氏、東スポUMAデスクが審査委員を務めた。2023年に東スポ本紙を飾ったオカルトネタ、UFO、UMAなどのベスト1を選出した。
【東スポオカルト大賞】2023年はエンタメ界では旧ジャニーズ事務所解体、政界では自民党の派閥の裏金疑惑、社会では闇バイト強盗や悪質ホスト問題、スポーツ界ではWBC優勝や大谷翔平の活躍など、大きな出来事が起きた年だった。
一方、米国では米下院でUAP(未確認異常現象=NASAがUFOに代えて使うようになった言葉)公聴会が開催された。米国防総省がUAPに関する情報を一元管理する「全領域異常対策室(AARO)」のウェブサイトを開設しUFO動画を一般公開し、NASAが「UAP研究チーム」を新設するなど、UFO史に残る1年だった。しかし、前述の通り日本国内は激動続きで、米国のUFO熱は日本にあまり伝わらなかった。
そんな中、9月のメキシコ議会のUFO公聴会で公開された「宇宙人のミイラ」について、山口氏が「一般社会を巻き込んで騒動になりましたよね」と指摘。実は東スポではその1か月前に「独占公開 宇宙人ミイラ」(8月5日付)との記事で、ほぼ同じミイラを紙面で公開していた。
山口氏、中沢氏とも「東スポがメキシコ議会を動かしたんじゃないですか!」として、東スポオカルト大賞に輝いた。
【ベストUMA賞】英国でネッシー大捜索が行われ、ネッシー自体こそ発見されなかったが、「秘密の隠れ家特定 クローズアップされる地下洞窟説」(8月30日付)など一定の成果はあったようだ。
そんな中、山口氏は「ジェヴォーダンの獣という記事がありました。未知の獣がまだいるぞってところが素晴らしいね」として、「フランス伝説の人食い獣が生きていた」(5月13日付)をプッシュ。中沢氏は「フランスのマニアックなUMAだから1面にはなりませんでしたが、僕も興奮しました」と推した。
それでも中沢氏は「ヒバゴンの目撃が50年以上も途絶えているのに、今年、ヒバゴン探検隊が結成されたんですよ。しかも、2023年春までヒバゴンの足跡が広島の庄原警察署の署長室に飾られていて、それが観光課に移されたんです」と切り出した。山口氏も「そういえば怪獣プロレスでヒバゴンがプロレスデビューしたな」とうなずき、ヒバゴンがベストUMA賞となった。
【ベストUFO賞】山口氏は「2020年に日本の東北地方で目撃された気球らしきものとまったく同じものが23年2月、アメリカに出て、アメリカはすぐに中国の偵察気球だと特定し、戦闘機で撃ち落とした。衝撃でした」と語り、中沢氏は「日本は何年間もこの気球の正体を特定できなかったのに、アメリカはすぐにどこが打ち上げたか分かったわけじゃないですか。アメリカのすごさを見せつけられたニュースだと思います」と言う。
「気球撃墜で! 宇宙人と戦争」(3月1日付)がベストUFO賞に選ばれた。















