卓球女子の平野美宇(23=木下グループ)が、急成長中の〝ホープ〟を称賛した。

 平野は25日、都内で全日本選手権(来年1月22日開幕、東京体育館)に向け報道陣の取材に応じた。パリ五輪の代表選考レースで最後の大会。シングルス代表は2枠あり、圏内の2位につける平野は、3位の伊藤美誠(23=スターツ)に34・5点差をつけ、大会に臨む。

 運命の決戦に、シングルスのみに集中すると思いきや、世界ランキング15位の張本美和(15=木下アカデミー)と女子ダブルスでも出場する。「シングルスとダブルス、両方でたくさん試合に出て、台だったり環境にも対応したい気持ちがある。張本選手とは同じチームで、とても強くて本当に組ませてもらいたいという気持ちもあったので、両方で出場することに決めました」と理由を説明した。

 張本は15日のWTTファイナル(愛知・名古屋金城ふ頭アリーナ)のシングルス1回戦で、同1位の孫穎莎(23=中国)に2―3で敗れたものの、大健闘を見せた。平野は、驚異の15歳について「毎日、隣で練習しているけど、どんな状況でもしっかりと自分から打つことだったり、戦術面でも本当にスキがなくて勉強になる。レベルの高い選手だといつも思っていて、本当に将来強くなる」と絶賛した。

 同じチームでライバルでもある2人が、切磋琢磨し日本女子卓球界をけん引する。