卓球女子シングルスで世界ランキング10位の伊藤美誠(スターツ)の〝異変〟に、中国でも注目が集まった。

 伊藤はWTTファイナル(愛知)シングルス準々決勝で、東京五輪女王で世界ランク3位の陳夢と対戦した。かつて〝大魔王〟の異名をとった伊藤が陳と対戦するとあって、注目の一戦となったが、体調不良もあり0―3で敗れた。

 中国メディア「ZAKER」は伊藤の不振について記事を掲載。中でもベンチコーチ不在に着目した。

「失点後のため息などの行動は、この試合で伊藤美誠が陳相手に何もできていないことを示していた。今の伊藤はベンチコーチを置かず、試合のたびにサイドラインに行って瞑想しているが、その結果は明らかだった。現在の伊藤美誠はもはや日本卓球の主力ではない」と報じた。

 中国「ウェイボー」上でも、伊藤のコーチ不在が話題となった。陳がセット間のタイム時にコーチに指導を受けているのと対照的に、伊藤が一人で汗を拭き、水を飲む様子に「なんで伊藤にはコーチがいないの? ちょっとかわいそう。自分で決めたの?」との声が。また「伊藤はどうしてしまったの? コーチもいないし、表情も冴えない」「伊藤はあのことの闘争心がなくなってしまった」と、コーチ不在と〝大魔王時代〟からの変化について投稿が続いた。

 伊藤の奮起を中国ファンも期待しているようだ。