新日本プロレス21日の後楽園ホール大会で、KOPW保持者のタイチ(43)が金丸義信(47)との「ウイスキーボトルラダーマッチ」を制し2023年のKOPW覇者に輝いた。

 天井から吊るされたウイスキーボトルを手にした者が自由に使用できる特別ルール。ボトルは最初に手にした選手にしか使用が許されない。

 執ような左ヒザ攻めに苦しんだタイチは、ボトルも金丸に取られてしまい圧倒的不利な状況に追い込まれる。何とか反撃に転じると、今度は場内が暗転。EVILをはじめとした「ハウス・オブ・トーチャー」の乱入を許すと、大量のウイスキーで満たされたバケツに顔を突っ込まれる〝ウイスキー責め〟に苦しめられる。

 絶体絶命のピンチに陥ったタイチだったが、SANADAら「Just 5 Guys」の面々が救出に訪れ九死に一生を得る。ラダー上からのムーンサルトプレスもカウント2で返すと、ディープインパクトは急所蹴りで迎撃する。

 なおも悪事をはたらくH.O.Tは東郷がウイスキーを追加しバケツを満たすが、タイチはこれをキックで阻止。大量のウイスキーがぶちまけられたマットに、ブラックメフィストで金丸を沈めた。

 試合後のリング上でタイチは「みんなのおかげでやっと覇者になることができました。今日のこの試合、ウイスキーの痛みと苦しみを味わって、来年からもっと精進していきたいと思います」とマイクアピール。金丸との因縁にも終止符を打ち晴れやかな表情で退場していったが…。問題はウイスキーの海と化したリングだ。この後にはメインイベントでNEVER6人タッグ無差別級タッグ王座戦が控えていたため、急きょリングマットの張り替え作業が行われることとなり、大会は約15分も中断される緊急事態が発生した…。