陸上の東京マラソン(来年3月3日、東京都庁前発―東京駅前着)に〝大物ランナー〟の参戦が決定した。

 東京マラソン財団は21日、招待選手として男子で史上3人目となる五輪2連覇を成し遂げたエリウド・キプチョゲ(ケニア)と女子で世界歴代2位となる2時間13分44秒の自己ベストを持つシファン・ハッサン(オランダ)の出場が決定したと発表。早野忠昭レースディレクターは「多くの素晴らしい選手たちを東京マラソンに向けて招へいできたことにとても興奮しています。パリ五輪に向けて、間違いなく世界最高基準で、エキサイティングなレースとなると思います」などとコメントした。

 キプチョゲは「東京には五輪の金メダルと東京マラソンのコースレコード樹立というすばらしい思い出があります。前回は、コロナ禍の大変な時期に大会を開催してくれたことに本当に感謝しています」と謝辞を述べた上で「前回参加した際はコースレコードの更新を目標に掲げ、それを成し遂げることもできました。今は東京でのレースに向けて、いい練習に取り組めていて、今回のレースが、来年の夏にパリで開催される五輪での3連覇達成に向けた完璧な準備になると信じています」と力を込めた。

 一方のハッサンも「次回のマラソン大会への参加表明ができて、とても興奮しています」と切り出し「東京は来年の夏にパリで開催される五輪に向けた完璧な準備だと感じています。東京の街には五輪のすばらしい思い出があり、そこで五輪への闘志に火をつけることができると感じています。これまで参加した全てのマラソンに違いがあり、レースからは多くの学びがありました。東京の街で、私のマラソンという旅の新たな1ページを刻みたいと思っており、東京でのレースが待ちきれません」と胸を膨らませた。