立ち打撃格闘技イベント「RISE WORLD SERIES 2023 FINAL ROUOND」(16日、東京・両国国技館)で、那須川天心の弟・龍心(17)が龍太郎(22)に3ラウンド(R)TKO勝ち。大みそかの格闘技イベント「RIZIN.45」(さいたまスーパーアリーナ)での総合格闘技(MMA)戦デビューが決定した。

 1Rから鋭いパンチと蹴りで試合のペースをつかんだ龍心。3Rに入るとさらにギアを上げて龍太郎に襲い掛かり、強烈な右の飛びヒザ蹴りを顔面に叩き込む。これで龍太郎の眉間を割って流血に追い込み、ドクターストップで勝ち名乗りを受けた。プロ2度目のKO勝ちに笑顔を見せた龍心は「前より少しは成長した姿を見せられたと思うんですけど、どうですかね。今回KOしたしダメージもないんで、年末、大みそかどうですかね、RIZIN」とリング下で観戦していたRIZINの榊原信行CEOに大みそか大会への参戦を直訴した。

 榊原CEOからは「龍心、勝利おめでとうございます。本気でやるなら用意してもいいけど、MMAだよ? お前の兄貴はMMAをやったけど…。兄貴と同じ道を歩めるならMMAで相手を用意します」との返答だ。兄の天心は2016年12月29日のRIZIN初参戦では総合格闘技(MMA)に挑戦し、ニキータ・サプンに見事勝利している。その道を求められた龍心は「自分の兄もRIZINでMMA出たように、僕もやるしかないんで。MMAルール、やります」と快諾。これに榊原CEOから「同じくらいの年齢でごっつい相手、用意します」とされると「本気でMMAをやるんで、大みそかも応援お願いします!」とファンに呼びかけて歓声を浴びた。

 神童の弟はMMAのリングでいかなる戦いを魅せるか。