〝世界の田中〟こと格闘家の皇治(34)が恒例の大放談だ。大みそかの格闘技イベント「RIZIN.45」(さいたまスーパーアリーナ)で、サッカー元日本代表FW三浦知良(56=オリベイレンセ)の次男・三浦孝太(21)を相手に総合格闘技(MMA)デビューが決定。対戦相手そっちのけで、カズへの意外な思いを告白した。さらに「打たれ弱くなった」とささやかれる朝倉未来(31)には、「日本一倒れない男」ならではのアドバイスとして――。

 ――孝太とのカード発表会見(24日)は乱闘も小道具もなかった

 皇治 あんな穏やかに会見したのは初めて。幸せな気分になりそうでした。結婚式ですわ。仕掛けなかった理由? これからは真面目に生きよう思って。僕らがはやらせてしまったから…。

 ――アマチュアイベントの乱闘騒ぎのことか

 皇治 そうです。はき違えている子が多くなってきましたよね。必死こいているヤツが、それに加えて楽しますためにパフォーマンスするのはええと思うんですよ。でも最近、実績もない選手がそれをやって、何のこっちゃわからんようになっている。そこを間違えてしまうとただのケンカになってしまうので、乱闘禁止です。俺は、風紀委員長になります。

 ――孝太の話に戻るが、幼少期からカズのファンだったとか

 皇治 ホンマに好きで、小学校のころ(当時カズが所属した)ヴェルディ(川崎)の緑色のチャリに乗ってましたよ。髪形もカズさんをマネしてました。カズさんがきっかけでサッカーを好きになって、その息子と戦うのは何か不思議な感じがしますね。今、ポルトガルにいるんでしょ? なら俺、飛行機代出しますよ。あれやわ、息子は別に来なくていいからカズさんに来てほしい(笑い)。

 ――会ったことは

 皇治 前、RIZINでアップしていたらカズさんが通ったんですけど、邪魔にならないように「すいません」って言いながら端っこを行きはったんですよ。カズさんクラスなら「どけ!」みたいな感じでいいじゃないですか。だからそれがかっこええと思って。そんなカズさんに戦っている姿を見てもらえるのはうれしいです。

 ――MMAの練習は

 皇治 順調に進んでますよ。難しいのはもちろん感じて、全くの別もんやなって感じますね。キックって、どちらかというと手数を出せば出すほどいいじゃないですか。でもMMAは基本3発以上打ったら組まれるので、マインドが違うと思いますね。ただ、MMAの選手の打撃は素人みたいです。自分のやることだけやれば、対戦相手どうこうではなくスムーズにいくんじゃないかと。

 ――11月中旬に右足首をケガした写真をSNSにアップしたが

 皇治 大丈夫です。アレは人のケガを撮っただけなんで。青木真也の反応? メッチャ喜んでました。ホンマ、真也は敵なのか味方なのかわかれへん。

 ――ところで未来の〝打たれ弱くなった説〟をどう見るか。19日にはYA―MANにKO負け

 皇治 酒飲めばいいんじゃないですか? 未来君は(2022年9月にボクシング元5階級制覇王者フロイド)メイウェザーに殴られてから頭が逆回転していると思うんですよ。でも、飲めばそこから逆回転して正常になるので。僕はそういうやり方でやらせてもらってますね。

 ――そういうやり方…

 皇治 俺、試合終わったらめちゃくちゃ酒飲むんすよ。そしたら脳みそが勝手に「あ、これは殴られたからやなくて、酔っぱらって揺れてるんやな」と思いよるんです。そういう「勘違い方法」を使って、俺は今、正常なんですよ。その結果倒れないじゃないですか。

 ――あれだけ殴られたのに打たれ強いのは事実

 皇治 俺が殴られただけほかの選手が殴られたら、みんな多分お亡くなりになると思います。酒は百薬の長っていうでしょ。ていうか俺、普段から飲んでグルグル回ってるんですよ。だから殴られてもそれと同じなんで。慣れてるから全然大丈夫なんですよね。

【引退撤回しMMA転向】皇治は4月1日のRIZIN大阪大会で因縁の芦澤竜誠と対戦。だが判定1―2で敗れ、試合後は「皇治は引退します。ありがとうございました」とグローブを置くことを宣言した。

 だが、その2か月後に都内で会見し、引退を撤回。総合格闘技に転向することを表明した。その後は犬猿の仲だったはずの〝バカサバイバー〟青木に協力を仰ぎながら練習を積んでいる。

 10月の名古屋大会では朝倉海とのMMAマッチが浮上するひと幕もあったが、条件が整わずに実現せず。当初の予定通り大みそかのMMAデビューが決まり、孝太と対戦することが24日の会見で発表された。