来季の活躍を未来への足がかりにする。広島・森下暢仁投手(26)が15日にマツダスタジアムで契約交渉を行い、2000万円増となる年俸1億3000万円で更改した。プロ4年目の今季は20試合に先発して9勝6敗、防御率3・01だった。

 昨年の右ヒジ手術の影響で開幕には間に合わなかった。それでも5月から11試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成。森下は「しっかりと投げるために手術をした。苦しい時期もあったが、本当に充実した1年間だった」と振り返った。

 またこの日、メジャー挑戦について「そういう気持ちがあるというのは、前々から(球団に)伝えている」と告白。ただ、球団サイドは「みんなが(挑戦を)後押しするような存在になってから」と、まだ現実的ではないとした。

 広島では前田健太(タイガース)が渡米前の2015年に最多勝利と自身2度目の沢村賞のタイトルを獲得。黒田博樹氏(現球団アドバイザー)は03年から07年までの5年間で4度、2桁勝利を達成するなど日本で圧倒的な成績を残していた。

 来季が5年目となる森下は、まずは自身初となる開幕投手の座を取りにいく。「自分が入ってからはずっと(大瀬良)大地さん。そこを奪いにいかないといけない年にもなってきたと思う」。チームの中心に、誰もが認めるエースになるべく、来季は存在感を見せるつもりだ。(金額は推定)