ボクシングの世界2階級制覇王者でWBCスーパーバンタム級1位の〝悪童〟ルイス・ネリ(28=メキシコ)がモンスターの大一番を東京で生観戦すると発表した。

 WBC&WBO世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(30=大橋)とWBC&IBF同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)は4団体統一戦(26日、東京・有明アリーナ)で激突する。専門メディア「BoxeRingWEB」によると、WBC側はランク1位のネリに対し、勝者と指名試合を行うように要請しており、本人が生視察を行うことになったという。

 ネリは2017年7月にWBC世界バンタム級王者の山中慎介(帝拳)に挑み、KO勝ちするも、試合後のドーピング検査で陽性だったことが判明。さらに18年3月の再戦では体重超過でベルトを剥奪となり、試合で山中に勝利も王座は空位となった。日本ボクシングコミッション(JBC)は問題児に対して日本国内での無期限活動停止を科している。ネリは「彼(井上)の戦いは観客としても興味がある」と語っている。

 WBC1位でWBO同級2位のネリは統一王者との対戦に向けて「このカテゴリーの絶対王者への挑戦者は1人しかおらず、その役割は私が適任だろう。井上は怖くないし、もう倒し方もわかっている」と豪語。決戦前ながら、井上との対戦を想定し、強気な発言で挑発していた。