ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(30=大橋)との4団体統一戦(26日、東京・有明アリーナ)に臨むWBA&IBF同級王者のマーロン・タパレス(31=フィリピン)が必殺技を準備している。

 タパレスは決戦に向けて標高1540メートルの高地にあるフィリピンのバギオ市で順調な調整を続けている。フィリピンメディア「GMAニュース」によると、タパレスのスパーリングパートナーを務めているWBAアジアスーパーバンタム級王者カール・ジェイムズ・マーティン(24=フィリピン)は、同胞が〝番狂わせ〟を起こす可能性に言及したという。

 マーティンは「タパレスのショルダーロール(肩で攻撃をかわす技)は(元WBA&IBF同級王者の)ムロジョン・アフマダリエフ(29=ウズベキスタン)に対しても使ったもので、大きなアドバンテージになるでしょう」とし「タパレスが次の試合(井上戦)でそれ(ショルダーロール)を応用してくることを願っている。尚弥さんは大変なことになりそうだな」と語った。

 さらに現役のアジア王者は「トレーニングを見る限り、彼は勝利にとても貪欲です。コンディショニングがカギになるというのは、どれだけ長く持ちこらえられるか、スタミナと忍耐力が必要になるからだ」とし、現状についても「すべてがいい。勝つことを心から願っているし、フィリピン人はタパレスを応援している」と期待した。