大みそかの格闘技イベント「RIZIN.45」(さいたまスーパーアリーナ)の会見が10日に都内で行われ、5分2ラウンド(R)の特別ルールで行う総合格闘技(MMA)戦で安保瑠輝也(28)が、久保優太(36)と対戦することが発表された。

 当初、安保は大みそかに木村〝フィリップ〟ミノルとのキック戦が予定されていた。ところが、その木村のドーピング検査が陽性だったために中止。注目されていたその代替カードで、まさかのMMA挑戦となった。

 この経緯については榊原信行CEOから「11月23日に(平本蓮、安保と)お酒を飲む機会があって、そこで平本から『ハメてやろう』ってことになりました。そうしたらまんまと(安保が)その話に乗って…」と明かされた。それでも簡単なチャレンジではないだけに「安保も昨日の夜まで悩みました。それで〝ハミ出てくる〟のはリスペクトというか」と、その勇気を認めた。

 これに安保も「やらざるを得ない状況をつくられて…」としつつも、決断した理由を「でも、一日考えたら、久保にケンカで負けるかなって。要はMMAってケンカでしょ。ケンカなら負けないと思って。リアネイキッドチョーク(RNC=裸絞め)を決められると思ったんで」と断言。ただ、RNCのかけ方は「分からないっすね」と即答し、横にいた平本が「教えます」とサポートを約束した。

 対する久保から「ミックス(ルール)なのかな、キックなのかなっていうのがギリギリまであったんですけど、まさかMMAルールとは思わなかった。僕もデビュー戦で太田(忍)選手にグラウンドでボコボコにされたんですよ。その思いを思い知らせてやろうかと」と通告されたが、これを安保は「器が違うんだよ」とバッサリ。さらに「RNCのやり方も知らないということなので、厳しさを僕が教えてやろうと思います」とチクリ言われたが「俺とお前は生まれもった華が違うねん」と意に介さなかった。

 無謀とも思えるチャレンジは吉と出るか、凶と出るか…。また、この日はほかに「平本蓮 vs YA―MAN」「平本丈 vs YUSHI」のMMA戦2試合とオープンフィンガーグローブでのキック戦「篠塚辰樹vs冨澤大智」も発表された。