オープンフィンガーグローブ(OFG)の立ち技打撃格闘技イベント「FIGHT CLUB」(19日、会場非公表)で、〝非モテ界の星〟ことYA―MAN(27)が朝倉未来(31)に完勝した。
RISEオープンフィンガーグローブマッチ65キロ級王者のYA―MANは、キックルール初戦となる未来相手にガンガン攻め込む。鋭いパンチを打ちながら前に出続けてコーナーに追い込むと、強烈な右ストレートを顔面に叩き込み、前のめりに倒してダウンを奪う。さらに立ち上がったところにとどめのラッシュでKO勝ちを手にした。
開始約1分で完勝したYA―MANは、リングサイドで観戦していた平本蓮に「平本、バーカ! お前いつかぶっ飛ばすからな」といきなり宣戦布告。さらに未来に「今回俺の土俵で、キックボクシングでやったんで、年末MMAとかどうですか。ノーダメージなんで。またすぐ終わると思うんですけど」と総合格闘技ルールでの再戦を提案。「今日で俺の時代になると思うんで、平本の時代じゃないです。楽しみにしていてください」と続けた。
その後、コメントスペースでも未来とのMMAでの再戦を呼びかけたYA―MANは戦術を問われ「(こちらの攻撃に)右のフックを合わせる癖がある。それをガードしながら右ストレートという作戦だったっす」としてやったりの表情だ。
劇的勝利には「自分でも理解が追い付いていないです」としつつ「朝倉未来ブランドがYA―MANに負けたっていう。そういうブランドがなくなってしまうんじゃないですかね、とは思います」とキッパリ。未来の敗因を問われ「油断もありますし、あとは重荷。その二つがあったと思います。もし仮にYA―MANに負けたら失うものは得るものより大きかったと思うので、そのプレッシャーが敗因なんじゃないですかね。みんなが期待しすぎたんじゃないですかね」と分析していた。
また、リングからケンカを売った平本について「あいつはマジでぶっ飛ばしたい。リングじゃなくても。本気でムカついてるんです」と吐き捨てる。そして「アイツはリング外で殴らないと黙らないと思う。ガチでぶっ飛ばしたい。歌舞伎町で会ったらぶっ飛ばしますよ」と憤慨。
さらに「〝判定なし〟っていう時点で『さすがに分かるだろ』ってことだよね?っていうか、そういうふうに思っちゃうだろ、見てる方は」などとしていた青木真也にも「青木さんも予定調和とかいうし。茶番とか台本通りって言われて。KOしないとそうなっちゃうんで、KOしなきゃいけなかったんですよ!!」と怒っていた。