オープンフィンガーグローブ(OFG)の立ち技打撃格闘技イベント「FIGHT CLUB」(19日、会場非公表)で、安彦考真(45)が前口太尊に消化不良のドクターストップ負けを喫した。

「年俸120円Jリーガー」としてJ3のYSCC横浜などでプレーし話題となった安彦は、昨年格闘家に転向。2月のプロデビュー戦では、かつてプロ野球・西武に所属していた相内誠に勝利している。ここまで4戦2勝1敗1分けで、今回は21年にキックボクシングを引退してプロレスラーに転向した前口と対戦となった。

 開始早々飛び蹴りを放つなど積極的に前に出た安彦だが、前口が強振した左フックをくらってダウンする苦しい展開。その後も反撃を試みたが、1ラウンド(R)は相手にペースを握られて終わる。

 2Rも逆転を狙って打ち合ったが、もみあいになったところで転倒して右肩を強打。そのまま悶絶しているところをドクターに止められ、TKO負けの裁定が下った。安彦は「やれるって!」「いけるって、まだ!」と叫びながら号泣。後味の悪い決着となってしまった。

 一方「飯伏プロレス研究所」所属の前口は「本当は勝って『プロレスラーは強いんです』って言いたかったんですけど、こんな勝ち方で申し訳ありません」と浮かぬ表情。それでも、リング下から飯伏幸太も視線を送る中「俺より強いプロレスラーはもっといるので、次回『FIGHT CLUB2』があれば、連れてくるので。RISEの選手とプロレスラーやったら面白いと思うんですけど…」と〝プロレスvsRISE〟を提案し、リングを降りた。