オープンフィンガーグローブ(OFG)の立ち技打撃格闘技イベント「FIGHT CLUB」(19日、会場非公表)で、朝倉未来(31)がYA―MAN(27)に惨敗した。

 未来は7月に行われた「超(スーパー)RIZIN.2」(さいたまスーパーアリーナ)でヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)にタップアウト負けを喫して以来の実戦となった。

〝判定決着なし〟で行われたこの試合は、序盤から激しい打ち合いに。だが、YA―MANの圧力に徐々に下がらされた未来は、コーナーに追い込まれると強烈な右ストレートをモロに受けて前のめりに倒れる。なんとかこれは立ち上がったが、直後に追撃のラッシュを受け、なすすべなく崩れ落ちKO負けを喫した。

 試合後、YA―MANの「今回俺の土俵でやったんで、年末MMAとかどうですか。またすぐ終わると思うんですけど。ノーダメージなんで」と話すマイクを背に、未来はリングを降りた。

 また「未来軍 vs YA―MAN軍」として行われたほかの対抗戦は、木村〝ケルベロス〟颯太対 vs 白川陸斗はドロー、西谷大成が山口裕人に1RKO勝ちで未来軍が1勝1敗1分け。その全試合が「ABEMA PPV」で全試合生中継された。