2022年に引退し、今季から横浜FCのコーチに就任した中村俊輔氏(45)が、指導者としての苦悩を明かした。
今季の年間表彰を行う「Jリーグアウォーズ」が5日に開催され、中村氏は功労選手賞を受賞した。授賞式後の囲み取材で「今までは選手として、功労者の方が受賞するのを見ていた。今度は自分の番だと思ったし、Jリーグのために長く尽くしてくれたという意味が込められた賞だと思うので、光栄に思います」と笑顔を見せた。
コーチとして1年目のシーズンで、チームはJ1最下位に沈み、来季のJ2降格が決定。指導者として、現役時代とのギャップを感じていた。「もっと選手との距離を置いたほうが良かったかな、選手(時代)のオーラが出ちゃっていないかなとか。服が違うだけで『おまえさ、あの時のトラップさ』みたいな口調で言うのは違うなとか。それを見極めながらやるのが難しかった」と反省を口にする。
しかし、来季への手応えも感じている。「やらなきゃいけないこと、学ばなきゃいけないことがたくさんあった。指導者として降格してしまった経験を、教訓として生かしたい」と前を向いた。
12月17日には、神奈川・三ツ沢球技場で自身の引退試合が開かれる。選手として、有終の美を飾る。












