J1浦和の元日本代表MF中島翔哉(31)が、新体制発足から存在感を増している。
浦和は4月28日にマチェイ・スコルジャ監督との契約解除を発表し、明治安田J1百年構想リーグは暫定的に田中達也監督が指揮を執る体制に変わった。すると、9日のアウェー水戸戦まで、かつての7連敗がウソのように、一気に4連勝を飾った。
スコルジャ監督体制で出番が極めて限定的だった中島は、4連勝中の間、4月29日の川崎戦、6日の柏戦で先発し、勝利に貢献していた。中でも1―0の柏戦では、MF渡辺凌磨の決勝点をアシストするなどピッチ上で躍動した。
連戦となっていたため、水戸戦はベンチスタートとなった中で、危険タックルを受けたMFマテウスサビオに代わって1―0の後半7分にピッチへと送り出された。この日は得点に絡むことはなかったものの、惜しいシュートなどで見せ場をつくった。
試合後、中島は「(自身の投入時は)1―0だったので、(チームが)なるべく多くの得点をできればと思っていた。勝ててうれしい」と振り返った。自身にとって好機到来と言っていい状況でも「それは(以前と気持ちは)変わらない」と自然体だ。
それでも今後に向けては「いい選手がたくさんいるし、その中で楽しんで、見てくれる人たちがワクワクするようなサッカーを見せられたらと思う」。若くして天才と称され、森保ジャパン発足時には10番を背負うなど日本代表の主力を担った時期も、大事にしていた姿勢は変わっていない。
31歳の〝サッカー小僧〟が、これからどんな輝きを放つのか、楽しみになってきた。












