北京五輪フィギュアスケート団体金メダルに貢献したロシアのアイスダンス代表ヴィクトリヤ・シニツィナとニキータ・カツァラポフ組が、女子のカミラ・ワリエワのドーピング問題で宙に浮いている金メダルの〝返還〟を望んだ。

 北京五輪ではロシアオリンピック委員会(ROC)として出場したロシアが団体で金メダルを獲得。しかしその後ワリエワがドーピング検査で陽性反応が出たため、順位が確定せず表彰式は行われていない。

 ロシアメディア「スポルト」によると、両者はインタビューで心境を吐露。カツァラポフは「(メダルの話は)とても気になります。私たちはできるだけ早く公正な解決を望んでいます。そして私たちのチーム全員が、当然のメダルを取り戻せることを」と金メダルを手にしたいと言及。

 シニツィナは「カミラは不屈の意志を持っています。彼女がこの五輪を、様々な困難を抱えながらどうやって乗り越えたのか…私たちは常に彼女を心から応援してきましたし、今も応援しています。 私たちは彼女ととても仲が良いです。だから私たちはいつも彼女のためにいます。そして、彼女は競争を続け、現在の状況でも自分がファイターであることを皆に証明する素晴らしい人間。それを尊重しないことは不可能です」と擁護した。

 ワリエワの問題を巡っては、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が来年2月12日までに裁定を下す見通しとなっており、メダルの行方に注目が集まっている。