広島の田中広輔内野手(34)が5日、マツダスタジアムで契約更改交渉を行い、2000万円増の年俸5000万円でサインした。プロ10年目の今季は111試合に出場して打率2割2分8厘ながらも6本塁打、28打点だった。

 球団からは「1年間、よくやってくれた。数字以上に貢献してくれた」との言葉を掛けられたという。田中は「個人的にはちょっと悔しい。もう少しできたかなと思っている」としつつも「充実した1年間は過ごせたかなと思う」と語った。

 チームは5年ぶりのAクラス。それでも首位・阪神との差を感じたという。「プロ野球はどこか『個』という部分はあるが、今年の阪神さんはみんなで四球を取ったり、守ったり、そういうチームプレーの積み重ねがこの差になっている」

 2016年から18年のリーグ3連覇を知る一人でもある。田中は「優勝した時に広島の街がひとつになった、幸せになった。そういうのを若い子にも経験させたいなという思いがあるので、頑張りたいなと思う」と話した。 (金額は推定)