柔道男子60キロ級の永山竜樹(27=SBC湘南美容クリニック)が、悲願の〝夢切符〟をつかみ取った。
2024年パリ五輪の選考会を兼ねるグランドスラム(GS)東京大会最終日(3日、東京体育館)の同階級決勝では、21年東京五輪金メダルの高藤直寿(30=パーク24)に一本勝ち。「高藤先輩に勝って代表にならないと意味がないと思っていたので良かった」と安堵の表情を浮かべた。
パリ五輪の選考レースが高藤優勢で進む中、4月には「何かを変えたい」とフランスへ渡った。人間的な成長を追い求める武者修行を終えた永山は、高藤に猛追。最終決戦の勝敗を分けた一本背負い投げは「何の技をかけたか覚えていない」。ここ一番で抜群の集中力を発揮した。男子の鈴木桂治監督は「圧倒的な攻撃力がすばらしい。60キロ級でずば抜けている。アグレッシブな柔道を展開できる選手」と高評価を下した。
高藤からは「頑張れよ」とエールをもらい「グッときました」と感慨深げの様子。戦友の思いを胸に、パリの地では首に金メダルを掲げてみせる。
また、その他の階級は女子63キロ級の高市未来(コマツ)、同78キロ級では高山莉加(三井住友海上)が代表に内定。男子100キロ級の内定者は国際大会の結果を踏まえた上で、24年に決める方針だという。












