柔道男子100キロ超級でパリ五輪代表の斉藤立(21=国士舘大)は、年内最後の大会で無念の棄権となった。

 グランドスラム(GS)東京大会最終日(3日、東京体育館)では、準決勝で韓国選手と対戦し、合わせ技で一本負け。メダルを懸けた3位決定戦は、右太ももの負傷で棄権を選択した。

 斉藤は「悪化することを考えてなかったよ。悪化したら次につなげないとか、そんな気持ちで試合に臨んではいけないと思っていた。(痛み止めの)注射もしていたので、それを信じてあまり気にせずにやっていた。ただ、だんだん力が入らなくなった」と悔しさをにじませた。

 今季は個人戦での優勝がなかった。「自分が全く活躍できなくて終わった。本当に地獄だった。途中で自信がなくなったのも初めてで、本当にきつかった」と猛省しつつも「力をつけてはい上がりたい」とリベンジを宣言。パリ五輪イヤーは、納得のいく柔道で頂点をつかみ取る。