J2清水のDF高橋祐治(30)に対する誹謗中傷が深刻化して波紋を呼んでいる。

 高橋は2日に国立で行われたJ1昇格プレーオフ(PO)決勝の東京V戦でフル出場したが、1―1で引き分けて清水は悲願の昇格を逃した。

 この一戦で〝戦犯〟とヤリ玉に挙げられているのが高橋だ。1―0とリードして迎えた後半アディショナルタイムに、高橋はペナルティーエリア内で突破を試みたFW染野唯月に対してスライディングタックルして反則を取られ、PKを献上。これを染野に決められて、つかみかけていたJ1昇格はついえた。

 このスライディングタックルは不用意だったとして、一部のファンやサポーターがSNS上などで高橋を非難。心ない言葉が浴びせられる事態となっている。

 深刻な状況を受けて、ネット上では高橋への誹謗中傷を止めるよう求める声が続出。「J1昇格プレーオフの後半アディショナルタイムにあの状況でペナルティエリアでスライディングする必要はなかったかな…ただ高橋選手を誹謗中傷するのは絶対に違う」「高橋選手は必死にプレーした結果だから。世の中には色んなこと言いたい人もいるよね。でも、誹謗中傷はダメだと思います」と一部ファンの愚行をいさめる声が続出している。

 高橋は懸命のプレーだっただけに、誹謗中傷は許されない。この問題の動向が気がかりだ。