新日本プロレス2日の大阪大会「ワールドタッグリーグ」Bブロック公式戦で、永田裕志(55)、鈴木みのる(55)組がランス・アーチャー(46)、アレックス・ゼイン(37)組からついに初勝利を挙げた。

 長年にわたる宿敵同士のタッグは、開幕から4連敗を喫してすでに脱落が決定。この日の公式戦では対照的に無傷の4連勝で単独首位を走るアーチャー&ゼインと激突した。

 みのるは昨年末に解散した鈴木軍時代の盟友・アーチャーと魂の打撃戦を展開。これに呼応するように永田もゼインを永田ロックⅡで捕獲するなど、スムーズなタッチワークも含めてこれまでの公式戦とは一味違った戦いぶりを見せる。

 さらに終盤、永田が敵チームの合体技ブラックアウトソースを狙われると、みのるがカットしアーチャーをアキレス腱固めで捕獲する。ゼインと一騎打ち状態となった永田は、TACOドライバーを回避すると浴びせ蹴りを発射。最後は十八番のバックドロップホールドで3カウントを奪ってみせた。

 待望の初勝利を挙げた2人だが、リング上での握手はみのるが拒んで退場。さらにバックステージで永田が「苦しんで、苦しんで得たこの1勝。いやあ、最高の勝利です。俺が勝った。それ以上に、(みのるの)サポートがさすがだったよ」と話しているのを、みのるはにらみつけながら聞いていた。

 永田から「うれしくないの?」と問われたみのるは「なんでお前、上からなの? お前は何を見て戦ってるんだ? お前が見てるのは、気に入らねえ俺のツラじゃねえか。俺たちが見なきゃいけないのは、敵だろうが、クソッ!」と吐き捨て控室へ。永田は「屁理屈以外の何物でもないですね。素直じゃないんだから、本当に…」と困惑しつつも「残り2戦、全勝します」と誓っていた。