日本ハムからトレード移籍した吉田輝星投手(22)が29日に大阪市内の球団施設で入団発表会見に臨み「オリックスでしっかり頑張ろうという気持ちになった。投手陣がすごいんで僕もしっかり進化したい」と意欲を語った。背番号は「23」。

 オリックスについては「去年は1年間一軍にいてオリックスと対戦する機会が何回もあったけど、打線もいいし、投手陣の球速が速い。するべくして3連覇したチームという圧力があった。先輩後輩限らず、すごい投手ばかりなんでいろんな人に話を聞いてみたい」と印象を口にし、同郷・秋田の中嶋監督には「シーズン中に何度もあいさつに行かせてもらっていて、敵チームの僕にも勇気づけるような言葉をかけてもらった。〝いい球投げるようになったな〟とか。男気があるというか、秋田っぽさを僕なりに感じていた。やさしい監督だなと思った」という。

 24日にトレードが決まり、選手会ゴルフが行われた27日夜に万波、野村、柿木ら同期のメンバーを中心に送別会が行われた。カラオケではみんなが別れを惜しんで大号泣だったと言い「先輩とか僕以外の人がどんどん泣いてくれて不思議な気持ちだった。悲しいけど、5年も一緒にいたので本当にいなくなるのかな、という不思議な感覚だった」。

 来季から敵として対峙することになるが「初対戦とか一生僕らの中でネタになる。抑えたいし、楽しみです」と腕をぶした。

 先発、リリーフのこだわりはないが、山本と山崎福を欠き、先発に食い込むチャンスもある。「今まで決まっていたところがなくなるのは自分にとってチャンス。先発ならそこを目指していきたい」と新天地での飛躍を誓った。