元サッカー日本代表DFの槙野智章氏(36)が26日放送のABEMAのスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」でA級ライセンスを取得したことを生報告した。

 同番組のメインコメンテーターを務め、監督を目指して「指導者ライセンス」の取得に励む槙野氏に独占密着。昨年12月の現役引退会見で「日本代表監督になりたい」と宣言。今年1月にB級ライセンスを取得、夢への第一歩として日本フットボールリーグ(JFL)などの監督が可能となる「A級ライセンス」を取得するための合宿に参加。番組では指導者への道を目指す槙野に独占密着した。

 合宿では、1日8時間の授業の中で「W杯の振り返り」や「戦術のトレンド」など指導者として必要な知識を学ぶほか、プレゼンや指導実戦にも挑戦。メインとなる指導実戦では、テーマに沿った戦術を考えてプレーヤー役に指導。槙野氏の指導に対し、プレーヤー役からは「指導に抑揚があって強度が高くできた」「気合が入る」と高い評価をされた一方で、講師からは「槙野監督が描く〝正しいポジション〟をみんなが理解できていたか?イメージしていることを言語化して、認識を合わせることに次は取り組んでほしい」とアドバイスが送られた。

 合宿を終えた槙野氏は、インタビューの中で指導者を目指す理由を告白。「自分が一番輝ける場所はカメラの前ではなく、緑の芝の上。いろいろな指導者のもとでプレーする中で、学んだ戦術をノートに書き留めていた。その自分にしかないデータをいかせるのは監督業しかない。成長させてもらった場所に還元し、新しい選手を育てたい」と明言した。

 ライセンス制度について槙野氏は「『キャリアのある選手は指導者ライセンスを取得する必要がない』と思っていた」と打ち明けた一方で、ライセンス取得に取り組んでいる現在は「指導者にライセンスは絶対必要」と心境に変化があったことを告白。

 その上で「選手と指導者ではサッカーを見る目線が全く違う。合宿を経て、これまで見えてこなかった景色を知った」と話した。将来のビジョンについては「日本代表監督になることが最大の目標で、そのためにひとつずつ階段を上っていかないといけない」と改めて意気込んだ。

「まずはJリーグで指揮をとって結果を残したい。町おこしをして、サッカーが愛される街、ひいては国を目指していきたい」と野望を語った。

 密着特集の最後に槙野氏はA級ライセンスについて「合格しました!」と笑顔で発表。元メジャーリーガー・川崎宗則氏と元関脇豊ノ島は「おめでとうございます!」「ヤッター!」と祝福。槙野氏は「元プロ選手でも不合格の人が出るくらい簡単ではない。無事に合格できてよかった」と胸をなでおろした。