フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯初日(24日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)、男子ショートプログラム(SP)は、世界選手権2連覇中の宇野昌磨(トヨタ自動車)は100・20点で2位発進だった。

 世界王者はこの日も〝いつも通り〟の演技を貫いた。今季のテーマは「自己満足」。世界の頂を知るからこそ、結果よりも納得のいく演技を追い求めている。「しっかり練習してきたものが試合でどのような形で表れるのか、自分自身に興味がある」。冒頭の4回転フリップを降りると、4回転―3回転の連続トーループを何とか耐え、最後は3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)を着氷。演技後には「良かったと思う。今できる演技をしたと思う」と振り返った。

 今大会で優勝すればファイナルを含めて通算10勝目となる。「特に思い入れは全くないが…」としながらも、節目の1勝は目の前に迫っている。25日のフリーを前に「申し分ない練習ができているので、それをSPと同様に出せたら」と充実の表情。また1つ新たな勲章をつかみ取ることはできるか。