新日本プロレス17日の山形ビッグウイング大会でNEVER無差別級6人タッグ選手権が緊急開催され、王者のオカダ・カズチカ(36)、棚橋弘至(47)、石井智宏(47)組が6度目の防衛に成功した。

 当初はセミで組まれた本間朋晃の凱旋スペシャル6人タッグマッチで、オカダ組と本間&成田蓮&田口隆祐の対戦が発表されていた。ところが大会開始前にリングに上がった成田が、王座挑戦を改めてアピール。王者組の棚橋がこれを受諾し、急きょベルトがかけられることになった。

 11日にはオカダの凱旋興行となった安城大会で同王座戦が突然組まれ、オカダ組はSANADA&タイチ&上村優也を退けたばかり。

 先発を買って出たオカダは、いきなり本間を場外へ。さらに「来い! 来い!」と挑発し、本間のチョップを無表情で受ける。本間組から最初に挑戦表明を受けた際には「意味があるのかどうかわからない」と難色を示していたことから、タイトル戦になったことに対して思うところがあるようだ。

 序盤から圧倒的な強さで追い込んだが、挑戦者組の猛反撃を受けて予想外のロングバトルを強いらえる。それでもオカダのお膳立てから棚橋がスリングブレイド、ダルマ式ジャーマンを成田に決め、ハイフライフローを発射。だが、これも寸前でかわされ決めきれない。

 25分過ぎには敵軍につかまった棚橋が本間のこけしをくらい、大ピンチを迎える。それでもフロントスープレックスを狙う成田に、棚橋は電光石火の首固めを決め、3カウントを奪取した。

 2大会連続の防衛戦で勝利したオカダは「安城もやって山形でもやって、その中でもこんな長い時間戦っても、いい試合をして結果を出すっていうね。これがNEVER6メンのチャンピオンなんで。またいつやってもいいっすよ。別に会社が『こいつらでも大丈夫かな?』(と思うメンバー)でも組んでください。俺らがしっかりと、強さっていうのを、NEVER6メンの価値っていうのを、どんどん見せていくだけですから」と胸を張った。