オリックスからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す山本由伸投手(25)にとって、とんだトバッチリになるかもしれない。代理人のジョエル・ウルフ氏がヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMと険悪なムードになっているという。
キャッシュマンGMが今月上旬のGM会議で、故障が多く今季も24本塁打ながら打率1割9分1厘、60打点と精彩を欠いたジャンカルロ・スタントン外野手について不満を漏らしたことが事の発端で、米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者のX(旧ツイッター)によれば同GMは「彼はまたケガをする可能性が高いだろう。それは彼のゲームの一部のようだから」と発言したという。これにスタントンの代理人でもあるウルフ氏が不快感をあらわにしたわけだ。
ローゼンタール記者はXでウルフ氏の「(キャッシュマンGMの)インタビューの全文を読みました。国内外のFA選手にとってニューヨークでプレーするには精神的にも肉体的にもテフロン製でなければならないということを思い出させてくれた。オフシーズンでも油断は禁物」との反応もアップした。
このてん末が山本の争奪戦に影響を及ぼすとみるメディアもある。「ファンネイション」のマット・レビン記者は「ヤンキースはドジャースが山本由伸と契約する可能性を大幅に高めた可能性がある」と指摘。ウルフ氏が反論で「ヤンキース」とせず「ニューヨーク」とした点にも注目し、メッツが対象になるのかは不明と断ったうえで「ウルフ氏は山本に対し、その都市を完全に避けるようアドバイスする可能性が高く、それはドジャースにとって大きな利益となるかもしれない」とした。
ヤンキースは山本を熱心に追い続けてきた球団であり、キャッシュマンGMは9月9日のロッテ戦でのノーヒットノーランをバックネット裏で生観戦した。〝口はわざわいの元〟となってしまうのか…。












