日本卓球協会が13日に発表した混合団体のワールドカップ(12月、中国・成都)代表に伊藤美誠(スターツ)が不在だったことで、中国が仰天している。

 代表には張本智和(智和企画)ら男子4人、女子は早田ひな(日本生命)、平野美宇、木原美悠(ともに木下グループ)、張本美和(木下アカデミー)の4人が選出された。

 この顔ぶれについて、中国メディア「網易」は「伊藤美誠が選外!」と世界ランク9位で、東京五輪混合金メダルの伊藤が不在だったことに仰天する記事を掲載。

「驚くのは、伊藤が出場せず、15歳の張本が出場権を獲得したこと! 伊藤の最近の調子は良くないが、総合力は平野、木原、張本をはるかに上回っている。日本卓球協会の奇妙な行動に、一部のファンから疑問の声が上がっている」と疑問符を付け伝えた。

 また中国メディア「捜狐」も「日本代表が発表されたが、なんと伊藤が入っていなかった」と報道。

「彼女がシングルスで十分なパフォーマンスを発揮できなかったか、または指導陣が他の選手の方が団体戦に適していると感じた可能性もある」と推測した。

 さらに中国メディア「ZAKER」は伊藤の現状について報道。「中国の卓球ファンにとって、憎みながらも期待を寄せる海外の選手がいる。それが伊藤だ。かつて中国の主力3選手を1大会で破って優勝したこともあり、嫌われたこともあるが、伊藤のプレースタイルは非常に特殊で、伊藤との試合は毎試合多くの話題に満ちているので、ファンも彼女を楽しみにしていた」と強力なライバルとしてファンににらまれながらも試合を見たい選手だと指摘。

 その上で「五輪で伊藤が中国と対戦することを楽しみにしていたが、伊藤は徐々に国際大会からフェードアウトし、ファンを困惑させた。ワールドカップに向けて新たに発表された日本の卓球メンバーにも伊藤の名前がない。伊藤の現在の姿勢では、パリ五輪は張本に交代する可能性が高い」と残念そうに伝えた。

 中国に隠れファンが多く存在しているようだ。