森保ジャパンのMF南野拓実(モナコ)が、北中米W杯アジア2次予選で漂う〝楽観ムード〟に警鐘を鳴らした

 日本代表は2026年北中米W杯アジア2次予選の初戦となるミャンマー戦(16日、大阪)に向けて、13日から大阪市内で合宿を開始した。

 現在の日本代表はドイツを始め欧州や北中米の強豪に次々と圧勝しており、世界でも注目を集めるチームに。しかも北中米W杯からは出場国枠が拡大されたこともあり、特にアジア2次予選は楽観的な見方が高まっている。

 そうした中で、前回カタールW杯で2次予選からエースだった南野は自身の経験を踏まえて〝アジアの戦いの怖さ〟を力説した。

 まず初戦の重要性について「すごく感じる。(カタールW杯アジア)最終予選のオマーン戦(1―2で敗戦)もそうだった。吹田で。何人かの選手は分かっている。(今回は)2次予選だけど、油断はやっぱり絶対(禁物)。サッカーなので何が起きるか分からない」と気を引き締める。

 そして過去のアジア予選でも格下相手に苦戦した例に言及。ハリルジャパンのロシアW杯アジア2次予選で初戦となったシンガポール戦でホームでまさかのドローに終わった試合などを踏まえて「シンガポールは覚えているし、分かっていても、なんか、あるじゃないですか。いろんな…なんでやろというような。準備していかないといけない。皆さんがいい選手たちが揃っていると言ってくれるけど、そういう時こそしっかり、ちゃんと勝つことが重要だと思う」と楽観ムードが漂っている時こそ危ないと警鐘を鳴らした。

 今回の2次予選ではミャンマーのほか、シリアや北朝鮮も入るきな臭い組だけに「今回も(2戦目の)シリア相手にサウジアラビアでプレーするというのは難しい。どういう状況なのか自分たちもあんまりよく分からない」と不安を吐露。だからこそ「僕も前回の予選を経験している選手の一人なので、しっかりチームに伝えていければいい」と世代交代が進む現在のチームで、自身の経験を還元していく構えだ。

 アジア予選の修羅場をくぐり抜けてきた南野の金言は、森保ジャパンにとって大きな武器となりそうだ。