新日本プロレス11日の愛知・安城大会で、NEVER無差別級6人タッグ王者のオカダ・カズチカ(36)、棚橋弘至(46)、石井智宏(47)組がSANADA(35)、タイチ(43)、上村優也(28)組の挑戦を退け、5度目の防衛に成功した。
オカダの地元凱旋興行の対戦カードは、全試合当日発表とされていた。サプライズで実現したのは、何とまさかのタイトルマッチ。IWGP世界ヘビー級王者・SANADAを筆頭とした「Just 5 Guys(J5G)」の実力者3人を挑戦者組に迎え撃った。
20分過ぎ、SANADAと壮絶な攻防を繰り広げた石井からタッチを受けたオカダは、上村と一騎打ち状態に。レインメーカーをかわされてカンヌキスープレックスで投げ捨てられると、J5Gの連係からクロスボディーアタックを浴びてしまう。
それでもカンヌキスープレックスホールドを阻止し、棚橋がスリングブレイドを上村に決めてアシスト。石井のラリアートでタイチ、オカダのドロップキックでSANADAを排除して上村を孤立させる。
ドロップキック、変型ドライバーからのレインメーカーもかわされたオカダだったが、カンヌキスープレックスホールドだけは許さない。変型エメラルドフロウジョンで切り返すと、ついにレインメーカーをさく裂させて30分超の激闘に終止符を打った。
昨年に続いて故郷に錦を飾ったオカダは「どうでしたか、歓声のあった安城大会。どうでしたか、NEVER6人タッグ選手権試合。今日は対戦カード当日発表、そして(新日本プロレス)ワールド(の配信)もありません。今日の試合を見られたのは、会場に来てくださった皆さんしかいません。しっかり皆さんの胸に刻むことができたんじゃないかなと思います」とマイクアピールした。
会場から大「オカダ」コールを浴びると「来年の1・4(東京ドーム)、ブライアン・ダニエルソン、決まりました。必ずブライアンを倒して、去年は凱旋試合できました、今年は6人タッグのタイトルマッチできました。じゃあ次は、シングルのベルトしかないでしょ。なので皆さん、また安城でお会いしましょう。今日は本当にありがとうございました」と宣言。最後は棚橋の「安城の皆さん、愛してま~す!」からオカダの「そして、安城に! カネの雨が降るぞ!」の〝豪華リレー〟で大会を締めくくった。
バックステージでは17日山形大会での対戦が決まっている成田蓮、本間朋晃、田口隆祐組の挑戦表明を受けた。オカダは「今日の戦いを見てもらえば、安くないんですよ。あの3人の共通点は何なんですか。何をしてきたんですか。こっちはね、防衛回数稼ぎたいわけじゃないから。強い相手と戦って、このベルトの価値を上げていかないといけないですから」と手厳しい評価を下しながらも、超ハイペースでのV6戦も浮上した格好だ。












