侍ジャパンの将来的な課題クリアに向けて新指揮官がひと肌脱いだ。野球日本代表の井端弘和監督(48)が7日、広島・小園海斗と巨人・門脇誠の同学年〝コゾワキ〟コンビに直接指導を行った。
両選手は16日からのアジアプロ野球チャンピオンシップで二遊間を守ることが期待されている。午後の自由練習の時間に〝リクエスト〟される形で指導を仰がれると、現役時代に遊撃手として7度のゴールデングラブ賞に輝いた実績を誇る指揮官が動いた。
実演を交えながら「グラブを使っている感覚はないな。ボールを入れてあげるという感覚に近いのかな」などとアドバイス。「ポテンシャルは高いですし、自分より足も速い。うまくなる要素しかないと思う。あとは経験だけかなと思う」とエールを送った。
侍ジャパンにとって今後のアキレス腱にもなりかねない〝ポスト源田問題〟の解決という重要任務もある。プレミア12、東京五輪、今春のWBCに守備の要として選出されてきた西武・源田壮亮も30代となっている。次回2026年のWBC以降に向けて、新たな世代の台頭が必要となってくる。
源田の代表キャリアも2017年に行われた前回のアジアチャンピオンシップからスタートしている。同様のルートでの成長となれば理想的だ。井端監督は「守りの要となるところ。違う世代が出てこないといけない。源田選手の次というところは大事になって来ると思う」とうなずいた。
短いキャンプ期間での特守とはいえ、代表チームに選ばれた刺激のなかでアドバイスを受けた経験は特別なものなはず。最高峰ともいえる守備力で鳴らした指揮官が持ち味を発揮した。












