WBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(34=志成)とWBC同級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(33=メキシコ)の王座統一戦に、暗雲が垂れこめている。
井岡は今年6月にジョシュア・フランコ(米国)からベルトを奪取。エストラーダとの統一戦実現を熱望していた。
そうした中、メキシコメディア「RECORD」は「エストラーダ対井岡、金銭問題で中止の危機」と題する記事を掲載。「エストラーダは次の試合で獲得する賞金に問題があるため、まだ試合を発表することができない。メキシコ王者はWBA王者・井岡一翔との統一戦が金銭的問題により危機に直面していると明かした。なぜなら、ローマン・ゴンサレス戦で王座を獲得した時に受け取った金額よりも少ないからだ」と報じた。
その上で、エストラーダが「試合は12月31日に日本で予定されているが、(提示額は)私がローマン・ゴンサレスに勝った時の金額の半分にすぎない」と、不満を述べたことを伝えている。エストラーダは昨年12月、ゴンサレスとの王座決定戦を制して王者への返り咲きを果たした。この一戦で得た報酬は100万ドル(約1億5000万円)とも伝えられている。
それだけに、エストラーダは「少なくとも、前回の試合で得たものは受け取るに値すると思う」と主張。「目的はベルトを統一し、偉大なレガシーを残すことだ。今、この試合が不可能なら、我々は別の対戦相手を探すだろう。私はもう33歳だ。残されているのは、良い試合をして良い報酬を得ることだけだ」と〝安売り〟はしないことを強調した。












