自民党の茂木敏充幹事長は30日に党本部で開いた会見で、岸田文雄首相が安定的な皇位継承策の具体化に向けて、同党総裁直轄の新組織を設置することを表明したことに言及した。

 政府関係者によると、皇位継承を持つ皇族男子は3人、天皇陛下の次の世代は悠仁さましかおられないという。政府の有識者会議は一昨年の2021年12月に皇位継承に関し、報告書をまとめて昨年1月に国会に提出している。

 報告書では皇族数の減少に対処するため、女性皇族が結婚後も皇室に残る案、旧皇族の男系男子を養子にする案が併記された。

 茂木氏は岸田首相の表明を受けて「系統の正当性、継承の安定性といった課題に対応していくことが重要だと思っていまして、そのために総裁直轄の新たな組織を立ち上げることに致しました。党内における議論を深めて、いずれかの時点で党としての方向性を示し、最終的には国会での議論の進展、集約につなげていきたいと、このように思っています」と説明した。