新日本プロレス28日(日本時間29日)の米国・ラスベガス大会で行われたNEVER無差別級選手権は、挑戦者の鷹木信悟(40)がタマ・トンガ(41)を撃破して第41代王者に輝いた。

 今夏のG1クライマックス公式戦で20分時間切れ引き分けに終わった両雄の決着戦は、互いに一歩も譲らない意地の張り合いとなった。一進一退の攻防はこの日も20分では決着がつかず長期戦に突入。ブラディサンデーを繰り出してきた王者に対し、鷹木は鷹木ドライバー98でマットに突き刺して反撃に転じる。しかしパンピングボンバーをカウント1で返されると、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンにカウンターのガンスタンを浴びて窮地に陥った。

 それでもDSDだけは許さない。フランケンシュタイナーで切り返すと、打撃合戦から掟破りのガン・スタンを発射。強烈なパンピングボンバーをさく裂させる。最後は必殺のラスト・オブ・ザ・ドラゴンで激闘に終止符を打った。

 試合後のリング上で鷹木は「タマ・トンガは強かった。でも勝ったのは俺だ。これで3度目のNEVER無差別級王座戴冠だ。次は誰だ? 誰か出て来いよ。俺はまたここに帰ってくると約束する」と英語でアピールすると最後は日本語で「ランペイジ・ドラゴン、暴れ龍の如く、駆け上っていくぞ!」と高らかに宣言した。すると直後に場内が暗転し、VTRで米国・AEWのトレント・バレッタが次期挑戦者に名乗りをあげ、11月10日(日本時間11日)のテキサス州ダラス大会でのV1戦が急浮上した。

 戦前からNEVER王座奪回後は団体・階級も無差別に挑戦者を募ると豪語していた鷹木は「何を取るかじゃねえ、誰が取るかで物事は変わるんだ。それからこのNEVERのベルト、決してIWGPの下じゃねえからな。IWGP世界ヘビー級王者のSANADAにも、US王者のオスプレイにもケンカ売っていくからな」と所信表明。「トレンドだかバレッタだかバレンタインだか知らねえけど、全部食ってやる。ダラス? 俺は1年間テキサスに住んでいたことがあるんだ。言ってみりゃ第2の故郷だよ。〝テキサスの暴れ龍〟として行ってやるよ」と腕をぶしていた。