阪神は26日のプロ野球ドラフト会議の1巡目で青学大・下村海翔投手(21・右投右打)の単独指名に成功。その後も計4投手、2人の高卒内野手の計6人で支配下指名を終了した。

 岡田彰布監督(65)は「予定通りな。ピッチャー4、野手2も。100点でええよ」と〝ベスト〟の採点をつけた。

 1位指名後は球団史上初めて2位で独立リーグの右腕、徳島の椎葉剛投手(21・右投右打)を指名。畑山統括スカウトは「独立に行ってから、一気にパワーアップした。これから経験を積んでいけば、さらに良くなる」と、最速150キロ中盤とも言われる奪三振能力の高い右腕のポテンシャルを評価したという。その後、山田脩也(仙台育英高・右投右打)、百崎蒼生(東海大熊本高・右投右打)と3、4位の中盤の順位順位で、将来性重視の2人の遊撃手を指名後は、再び「右投手」に回帰。5位でJR西日本・石黒佑弥(22・右投右打)、6位で大阪経大の津田淳哉(22・右投右打)と、投手は全員、21~22歳の右投手。畑山統括スカウトは「高校生(投手)は基本(指名予定は)なかった。去年、たくさん取っている。今の投手陣は、強固ないい投手陣ですけど、さらに強固に。中継ぎ、先発とすぐに戦力になってくれると思います」とその意図を説明した。

「右投手・20代前半」のピンポイントに絞った指名戦略は、Vの原動力でもある強力投手陣をさらに厚みを持たせることを目的とした〝常勝時代到来〟への布石を打ったドラフトとも言えそうだ。