陸上女子の不破聖衣来(3年=拓大)が不在の影響は? 29日に行われる全日本大学女子駅伝(宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着)に出場する拓大は23日、東京・文京キャンパスで壮行会を開催。最長区間の5区で2年連続区間賞の不破はエントリーメンバーから外れたが、夏の段階で駅伝に出走しないことをチームに伝えていた。

 1万メートルで日本歴代3位(30分45秒21)の記録を持つ不破は、2024年パリ五輪に同種目で、28年ロサンゼルス五輪はマラソンでの出場を目指している。現在は世界のトップ選手と戦うための体づくりに専念しているという。

 チームも不破の現状を理解しており、かねて五十嵐利治監督は「今年は聖衣来なしで『自分たちの力でシードを取ろう』とチームで決めている」と選手たちを鼓舞。主将の門脇奈穂(3年)は「シード権獲得が目標。全員が力を発揮すれば達成できるので、一人ひとりが力を発揮して全員駅伝で頑張りたい」と力を込めた。

 エースが不在の中でも、各選手がレベルアップに尽力してきた。不破に憧れて入学を決めた小野真緒(1年)らの下級生も力をつけており、五十嵐監督は「総合力は上がっている」と太鼓判。チーム一丸でライバルたちに勝負を挑む。