〝勝負ピアス〟の効果とは? 陸上女子1万メートルで日本歴代3位(30分45秒21)のタイムを持つ不破聖衣来(拓大2年)が24日、拓大八王子国際キャンパスで開かれた全日本大学女子駅伝(30日、弘進ゴムアスリートパーク仙台発~仙台市役所前市民広場着)の壮行会に出席。「今出せる力を発揮して、チームに貢献できるよう頑張りたい」と意気込んだ。

 かねて総合力の向上に努めてきた拓大は、各選手がレベルアップ。不破不在で臨んだ9月の関東大学女子駅伝では2位に食い込んだ。そのチームカラーは現代風。多くの選手が髪を染め、ピアスをつけている選手もいる。ひと昔前ならあり得ない光景だが、拓大女子陸上部の外部コーチで自身も女子中長距離選手として活躍する飯野摩耶は、自由なスタイルの利点を次のように指摘した。

「女性のアスリートはやっぱりきれいにしたいという思いがある。そこがオッケーになっているのはいいことだと思うし、見られることは大切だと思う。競技をする上でストレスとの兼ね合いも大きいと思っていて、変にストレスを与えないで、その分ほかのところでしっかりやる。メリハリがしっかりしているように感じる」

 五十嵐利治監督の自主性を重んじる指導のもと、選手たちは今大会の目標である表彰台を目指して奮闘中。不破も「普段は自分の気に入ったやつをつけたりしているけど、大会のときはいつも同じピアスをつけていて、勝負ピアスとして大会に出ています」と笑顔を見せた。束縛するのが当たり前だったのは過去の話。〝拓大スタイル〟で好結果を狙っていく。