第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で立大を史上最長となる55年ぶりの出場に導いた上野裕一郎元監督(38)は、現役選手としても〝危機的〟状況を迎えている。
かねて「日本一速い監督」の名のもと、1月の全国都道府県対抗男子駅伝(広島市平和記念公園前発着、7区間48キロ)では、長野のアンカーとして9度目の優勝に大きく貢献。立大の監督時代も選手と一緒に走ることで、チームの強化に努めてきた。
しかし、11日に一部メディアが女子部員との不適切な交際について報道。事態を重く見た立大側は「指導者として不適切」と判断し、解任に至った。
当然レースへの参加も難しくなっている。ミドル・ディスタンス・サーキット(MDC)の「インフルエンサーVS指導者軍団対決 1500メートル」(21日、東京・駒沢陸上競技場)にエントリーしていたものの、主催者側は上野元監督が欠場すると発表。また、金沢マラソン(29日、石川・金沢)でゲストペースランナーを務める予定だったが、欠場することになったという。
ただ、立大の教え子たちは第100回箱根駅伝予選会(東京・立川市陸上自衛隊立川駐屯地スタート~立川市街地~国営昭和記念公園ゴール、21・0975キロ)で6位に入り、2年連続29度目の本戦出場が決定。元指揮官の不祥事を乗り越えたことが唯一の救いか…。












