エンゼルスから今オフFAになる大谷翔平投手(29)の移籍先にレイズが浮上か。レイズがトレード期限前に3人のトッププロスペクト(超有望株)とのトレードを持ちかけていたというニュースをUSAトゥデー紙の看板記者のボブ・ナイチンゲール氏が自身のコラムで明かした

「レイズはトレード期限までに大谷翔平を獲得しようと積極的に動いていたチームの一つで、トッププロスペクトのジュニア・カミネロを含むトップ10の有望選手のうち3人をオファーする用意があった」

 カミネロは20歳の内野手で今季はマイナー(1Aと2A)で117試合に出場して打率3割2分4厘、31本塁打、94打点でMLB全体でも6位に評価されている逸材だ。

 この報道を受けて米スポーツサイトのファンサイデッドは「(トレード提案をしたなら)恐らくレイズも今オフFAで大谷を追求する可能性があると思っていいだろう。プロスペクトをあきらめられるなら、冷たくて固い現金だって同じことだ」とレイズが大谷争奪戦に加わる可能性を予想。さらに「大谷は決して安くないが、彼ならチームが勝利する機会を高めた上、チケットやグッズ売り上げを誰よりも上げてくれる。5年連続ポストシーズンに進出しながらもいまだトロフィーを掲げられていない中、彼のような戦力追加はトップへ押し上げてくれるだろう」と付け加えた。レイズは現在使用中のトロピカーナ・フィールドと同じ区画に新球場を新設して2028年の開場を予定している。大谷はその目玉になりうる存在だ。

 レイズの今季のチーム年俸総額は米サイトのスポットラックによると7935万4272ドル(約118億円)でメジャー27位ながら、99勝63敗でア・リーグ東地区2位でプレーオフ進出。ワイルドカードシリーズでレンジャーズに2連敗で敗退したが、大谷がラインアップに名を連ねていたら結果は違っていた可能性はある。資金力では厳しそうだが、レイズが名乗りを上げた場合、大谷争奪戦はさらに混沌としそうだ。