フィギュアスケート男子で北京五輪銀メダルの鍵山優真(20=オリエンタルバイオ・中京大)は〝パーフェクトな演技〟を目指す。

 8日に都内で行われたグランプリ(GP)シリーズに向けた会見で「今年は特に表現面に力を入れている。そこで芸術的な演技や滑りができるように頑張りたい」と力強く宣言した。

 鍵山は昨季は左足首の故障の影響で、国際大会は出場なしに終わったものの、今季は9月に開催された東京選手権で優勝を果たすなど、復活を強く印象づけている。それでも、会見に出席した元プロフィギュアスケーターの町田樹氏(31)から現状の仕上がりを問われると「まだ30%くらい」と厳しい自己評価を下した。

 五輪銀メダリストは「滑っている感覚としては良くても、改めて試合を見返すと体の動きが小さかったり、課題がたくさん見つかっている」と現状の自身を分析し「ショートプログラムでは力強い動きや脱力感を、フリースケーティングでは繊細な動きの中のパワースケートを引き出していきたい」と、さらなる演技のレベルアップを誓っていた。